古道具キミドリ は、現在準備中です。

2022/12/18 21:54








皆さんこんにちはフミヤです。


今回は「フラワーベースを飾りたい。」というテーマでお話したいと思います。

インテリアは小物で決まります。
なんてどこかのブログで書いたかもしれませんが、

どこに何をレイアウトするかで小物単体として、
または空間として見え方を変えてしまうなんてこともあったりします。

その中でもフラワーベースは花瓶単体としての存在感を見せたいのか、
お花をメインに見せたいのかで選び方が変わってきます。
「陶器にしようか、それともガラスか….焼き物もいいな….」
「生花もありだし、ドライフラワーも捨てがたい…」

“どの組み合わせがいいのだろう”

そんなことで頭がいっぱいになり、考えている時間だけが過ぎていく。
結局買わず終いでいつも先送り、なんてことはよくある話です。

僕も考えるているだけで満足していたタイプでしたが、
最近はただ見ているだけでは勿体無いなと強く感じ始めたので、
そろそろ植物を置いてもっとオシャレな部屋にしようと考えるようになりました。

これから新しく購入される方、
もしくは初めて飾るよって方にも少しでも参考になっていただけると嬉しいです。



「飾る。」

フラワーベースを飾る上で何を考えていますか?

考えないよ〜、そんなのフィーリングでしょ。
それも答えです笑

ですが、感覚は人によって違うように
どの素材やデザインが玄関やお部屋に合うのかわからないことだってあります。
僕も正直お客様にオススメするときは結構慎重です。
ちゃんと馴染みやすく、それでいてアクセントになるように
選んで欲しいなと思うわけです。

よくお客様に3つ質問を問いかけています。
①どこに飾るか
②どんな素材で探しているか
③どんなお花を生けるのか

主にこの3点を必ず聞いています。
みなさんもよかったら自分に問いかけてみて下さい。
選び方が絞られるので、購入を考えているときはオススメです。

①どこに飾るか
これは自宅の家具がどんなジャンルに染まっているのかを把握しておくためです。
無機質な空間が好きでモノトーンで揃えている空間であるなら系統を揃えて置きたいのか。
色物を入れてアクセントになるようにしたいのか。
実際に自分がどういう選び方をしているのかを知ることができます。


②どんな素材で探しているか
ここが1番迷います….
最初にも書きましたが、陶器・ガラス・焼き物といったように
素材によって花瓶としての印象、お花を生けた時の印象が全く違います。
最近はドライフラワーをさす方も多いので、その選びしろもより広がっているように感じます。
飾りたいポイントの付近にどんな素材があるか探してみてください。
陶器のフィギュリンが近くにあってクラシカルな印象を出したいのであれば、
同ジャンルの陶器、もしくはガラス。といったように品が出やすく馴染むものを選んであげるといいと思います。
お花は必要であれば飾ってもいいし、他の主役となるインテリアの邪魔になりそうであれば
花瓶だけでも成立するはずです。


③どんなお花を生けるのか
これは花瓶とお花のバランスをみた時に、どちらを“主役“にしたいかで選び方が変わります。
というより変えられますと言った方が自由度が高く聞こえるでしょうか。
僕は主役(6):脇役(4)の割合で必ずどちらかが脇役に回ると思っています。
例えば、一輪のバラやダリアのように主張してしまうお花を選んでしまうと、
花瓶を主張したくてもその存在感には敵わなかったりします。
生けたいお花は“サイズと色“を気にしてみてください。

そして花瓶を主役にしたいのであれば素材にもよりますが、“色とデザイン“
模様が効いたものを選ぶもよし、エッジの効いたものを選ぶもよし、
これば花瓶なの?と思わせるようなユニークな形を選んでもよしです。


僕はインテリアコーディネーターではありません。
あくまで独断と偏見で書いた内容ですので、悪しからず!


色々と気にしてあげると選び方も洗練されていき、
「こだわりのある選び方」が出来上がってくると思いますよ。




木材のユニークなカットが魅力的な一輪挿し。
生花、ドライフラワーのサイズによって主役や脇役になったりと
変化を楽しむことができます。

自然な風合いは生命力を感じさせ、
お花によっては力強さを与えてくれます。
可愛らしい北欧テイストがお好きな方にはオススメ。





焼物としての存在感。
和紙を敷いてこのまま飾っても様になるフラワーベースです。
洋風デザインのようなモチーフが可愛らしい。
取手のデザイン一つとっても欠かせない魅力的なポイントです。

焼物の良い所はなんといっても
土の温度変化による色、風合いの変化を楽しめるところです。
土の種類によっても異なりますが、温度と酸化具合が非常に大切。
職人による見極めがあって初めて味わい深い作品となります。

日本の焼物は都道府県ごとにデザインや色合いが違いますので、
選びしろも豊富です。
お気に入りを見つけやすく、必ず刺さるものがあるはずです。
まとめサイトもよく出ていますので気になる方は調べてみてください。








フラワーベースと聞いてガラス系を思い浮かべる方も多いのでは?
こちらのお品、なんと「IKEA」。
廃番になっている商品ですので、なかなかお目にかかれないお品だと思います。
花束にしたものをそのままガサっと入れても絵になります。

グリーンカラーなので相性は抜群。
葉を思わせるリムの折り返しが可愛いです。

ガラスの魅力はシェイプ、色の表現を繊細にできるところだと思います。
熱によってガラスを細く表現してみたり、逆に分厚くすることで重厚感を出してみたり。
それに伴って出てくる色のトーンは陰影をより濃くし、唯一無二のデザインになります。
マーブル模様のような際立ちやすい表現をつくれるのもガラスの良いところですね。



派手な装飾やペイントを施したヨーロッパテイストも
気持ちをウキウキさせてくれます。

特にイタリア製のものはこういった陶器の生地に、大ぶりの花模様が多い印象です。
多彩な色使いをしていながら、コントラストを意識させるデザインセンスは
素晴らしいものを感じます。

淡い色合いで揃えがちなお部屋にはアクセントになり、それでいて馴染みやすい
フラワーベースなのでおすすめです。
ここまで派手だと花瓶としての主役感がだいぶ目立ちそうですが、
一輪の大ぶりなお花を添えてあげるだけで、花瓶のペイントにも躍動感が生まれます。



「飾りたいフラワーベース」というお話でしたが
少しでも欲しいなとか、飾りたいなとか思っていただけたら、
こだわりを持った選び方でご自宅のインテリアを今一度見返してみてください!

ではこのへんで!